こんにちは、フクロウです。
ブログ初心者の時はリライトってなかなかできなくないですか?リライトするより新しい記事を書きたいが優先してしまいますよね。そもそもリライトしたほうが良い記事がわからないっていうのが最も大きな原因だと感じています。私もリライトが苦手ですというかできていません。やったかやってないかわからないような修正をしては、リライトしたと自分を納得させています。
しかし、YouTubeなどでは「リライトが大事」といろんなインフルエンサーが言ってます。だったらリライトできるに超したことはないので、今回はリライトの方法としてGoogle Search Consoleを参考に、リライトする記事の選定方法、リライトする記事の優先順位、リライト方法について、自分の学びのアウトプットを記事にしました。リライトする記事の選び方、記事のリライト方法について共有しますので是非参考にしてみてください。
1 ブログ記事がなぜ伸びないのか
初心者のブログ記事がなぜ伸びないのか。初心者の考えですが、
知ってもらうことができていない
ことに原因があると思います。当たり前のことですが、ブログを読んでもらう場合は、読んでもらう前に知ってもらわないといけません。
めちゃくちゃおいしいご飯屋さんでも、人が全然いない山の中でお店を出しても人気になることはありません。逆に、あまりおいしくないお店だとしても都会の駅前にお店を出すとある程度のお客さんが来てくれることはあります。もちろん1回目の来店はありますが、料理の内容によっては2回目以降の来店がないといったことはあります。
ブログも同じで、人目の多いところに記事を載せることができれば、内容の如何は問わず、PVは増やすことができます。逆に、人目に触れるような対策をせずに書いている記事にはいつまでたっても人が見にきてくれることはありません。
人目に触れる対策として一般的なものは、
- SEO対策 記事への流入割合 50%以上
- SNSで拡散 記事への流入割合 5%~15%程度
- リンクによる誘導 記事への流入割合 20%~30%程度
とのデータがあるようですが、検索エンジンからの流入が半数を占めているということを考えると、SEO対策で上手く上位表示することができれば、ブログのPV数は大きく飛躍していくのではないでしょうか。
2 ブログ記事が伸びない時の対処方法
① SEO対策
あなたと全く関わりのない人があなたの記事を読むことが出来るのは、SEOの力を借りて可能になります。SEOとはSearch Engine Optimization(検索エンジン最適化)の略では、検索エンジンでより良く表示させるための手法やプロセスのことです。読者がgoogle、yahoo、bingといった検索エンジンで調べ物をした時、あなたの記事が検索結果の高い位置に表示されれば、その記事を見てもらえる可能性は高くなります。一方、検索結果に表示されないような記事は誰からも見てもらうことはできません。SEO対策とは、検索エンジンで記事をより上位に表示してもらうために行う対策のことです。
② SNSで拡散
SNS等のプラットフォームを使って記事を拡散する方法もあります。X(旧Twitter)、インスタ、フェイスブック、TikTok等多くのプラットフォームがあり、そこには世界中のアカウントが存在します。つまり世界中へ発信する窓口があるということです。もちろんここでも戦略を持った拡散が必要になりますが、多くのフォロワーとつながりを作ったり、魅力的な発信を続けることによって、ブログ記事を拡散することができます。
③ リンクによる誘導
リンクは、ウェブ上の異なるウェブページやリソースを結ぶ仕組みです。クリックやタップによって、一つのページから別のページやウェブサイトに自由に移動できます。自分のサイト内をリンクでつなぐことを内部リンク、別のサイトからリンクでつなぐことを外部リンクといいます。集客力があるページに、集客力が弱いページのリンクを設置することで、集客力が弱くてもPVを稼ぐことができます。内部リンクでうまくサイト内をつなぐことで、意欲の高い読者を検索順位の低い収益記事へ誘導することができます。また、外部リンクをたくさん獲得することでSEO対策となり、検索順位が上昇することもあります。
④ 質の高いコンテンツ
上記の対策でページに訪れる人を増やしたところで、読者を満足されることができる記事がなければ最後まで読んでくれませんし、リピーターになってくれません。ましてやアフィリエイト商品など買ってくれることはありません。記事を読んだ読者が満足し、記事によって心を動かされた読者がリピーターになってくれたり、アフィリエイト商品を購入してくれたりといった行動をしてくれます。これは、当たり前のように聞こえますが読者が満足できる記事を書くことがどれだけ難しいことかgoogleanalyticsの滞在時間を見ていてわかります。私の記事も質の高い記事を書くことを心掛けていますが、なかなかそのような記事を書くことができていません。このように当たり前に聞こえることですが、それがブログの神髄であると確信しています。とにかく質の高い記事を書くことを心掛けてください。
3 SEOで伸ばすために必要なツール “サチコ”
記事への流入経路として最も割合を占めるのはSEOという話は先ほど述べましたが、ではそのSEO対策について、どのようにすればよいのかをご説明します。私のやり方は以下のとおりです。必要に応じて随時この流れを繰り返します。
①記事を投稿
↓
②検索エンジンにインデックス
↓
③検索エンジンの順位を確認
↓
④サチコを使って記事のリライト
① サチコ(Google Search Console)とは
サチコとは”Google Search Console”の通称です。サイトの検索エンジン内でのパフォーマンスを確認することができます。検索結果を参考にサイトや記事の問題を把握し、googleの検索エンジンで上位表示されるための対策を考えることができます。
また、サイト内の記事について、googleの検索エンジン内でインデックスされているかどうかの確認や、新しいページを投稿した際に、検索エンジンへインデックスの依頼をすることもできます。
そのほかにも、サイトの表示速度やセキュリティ、リンクなどの状態を確認することができます。
② Google Analyticsとの違い
サチコは、そのサイトの検索エンジンでのパフォーマンスを知ることが出来るツールであるのに対して、アナリティクスはそのサイトの内部での訪問者の動きを知ることが出来るツールです。サイトに流入しているキーワードを知ることが出来たり、インデックスの調整などにより、検索エンジンにおけるサイトの状態を確認することができます。一方、アナリティクスは、流入した訪問者が、サイト内でどのような動きをしたのかを捉えることが出来ます。直帰率や離脱率、平均滞在時間などの訪問者の動きを把握することができます。
4 サチコでできること
① はじめに覚えること
- 検索パフォーマンスの把握
「検索パフォーマンス」から、期間毎の合計クリック数、合計表示回数、平均CTR、平均掲載順位を確認することができます。また、検索キーワードや表示回数やクリック数などの記事毎の結果を確認することができたり、パソコンやスマホなどのデバイス毎の閲覧データを確認することができます。キーワードごとの検索結果でのランキングやトラフィックの動向を理解し、コンテンツを最適化できます。 - サイトのインデックス状況の確認
「インデックス」セクションでは、Googleがサイト内のページをどの程度インデックス化しているかを確認できます。クロールエラーがあれば修正し、サイト全体が正しく検索エンジンに表示されるようにします。 - サイトマップの提出
「サイトマップ」セクションで、サイトのサイトマップを提出できます。これにより、新しいコンテンツの早期なインデックス化や不要なページの排除が可能です。
② 慣れたら覚えること
- ページエクスペリエンスの確認
ページの表示速度やユーザビリティについて確認することができます。ユーザビリティとは、”使いやすさ”という意味で、サイトや記事の見やすさのことです。サイトの処理速度が早いほど利用するユーザーにとってはストレスなくサイトを利用することができます。このサイトのユーザビリティを高めるための対策について確認することができます。 - ペナルティとセキュリティの対策
普段は良好と表示されていますが、ブログがガイドラインに違反している場合などに、手動でペナルティを科される場合があります。ここでは、手動でのペナルティについて確認することができます。 - リンクの確認
外部リンク・内部リンクの数、リンク元などの情報が確認することができます。被リンクはSEO対策でも重要な要素ですので、被リンクを獲得の戦略はブログで収益を上げるために重要な対策の1つです。
4 サチコはどんな時に使う
① ブログを管理する
ブログ内の記事などに不具合がないかを確認することが出来ます。
- ページがインデックスされているかを確認する。インデックスしてほしいページがインデックスされていない場合は対応方法を考える必要があります。
- ページの表示速度やユーザビリティの状態を確認出来ます。これにより、ページのユーザビリティが良くない数値が出る場合には対処が必要となります。
- サイトが違反を犯している場合に、google側から手動でペナルティが科された場合に確認することが出来ます。ペナルティを確認した場合には直ちに対処が必要です。
- 外部リンクや内部リンクの総数やリンク元について確認することができます。被リンクの傾向などから、ニーズのある記事などの傾向を探ることもできます。
② キーワード選定
サチコでは、記事毎に検索されるキーワードを知ることが出来ます。記事設計時点で想定していなかった記事からの流入がある場合には、そのキーワードには需要があると考えると同時にライバルが少ないキーワードとして、新たに記事を書くことで上位表示を狙うことが出来る記事と考えることができます。
また、複数のキーワードからの検索がある場合に、それらの複数のキーワードをうまく複合することで、ロングテールキーワードの選定による検索流入を狙うことも出来ます。
③ リライト記事を考える
ブログを運営している中でリライトが大事とよく聞きますが、何をすれば良いのかわからない、どの記事からリライトすれば良いのかわからない、リライトが本当に有効かわからない、いうのが初心者の本音なのではないでしょうか。そもそも初心者は記事を書くことに手を取られてリライトまで手が回らないのが現実です。リライトと睡眠時間を比べてリライトが勝つほどリライトの重要性を理解している初心者がどれだけいるのでしょうか。
リライトの重要性、リライトする記事、リライトの方法がわかれば、リライトへのモチベーションが上がり、リライトへの時間を割くことができるのではないでしょうか。
そこで、サチコを使ってブログの中で検索されている記事、そうでない記事や検索順位・検索キーワードなどの情報から優先順位を付けて記事のリライトを行うことができます。
5 記事のリライトについて
① リライトの重要性
リライトはすごく重要だと言われます。リライトとは、記事の修正、追記、削除など一度公開した記事に手を加えることです。なぜリライトが重要なのか。それは、はじめから100%の記事を書くことはほぼ不可能だからです。SEOで集客し、アフィリエイトで収益を上げる場合には、①Googleの検索エンジンに一定の評価をもらいながら、②読者が満足して、③商品を買いたいと思ってもらえる記事が必要になります。それ全部をはじめから満たした記事をあなたは書けますか?書けるのなら1発勝負でも問題ありませんが、SEOを何年もやっているプロの方ならまだしも、私のようなはじめて9ヶ月の初心者には100%無理です。
ブログは1度公開しても何度でも修正できるというメリットを最大限活かした戦略を考えることが大切です。自分のSEOに関する知識や、記事の専門的な内容、トレンド要素など①~③の項目について、記事品質を上げることができるのであれば、随時リライトを実施することが大切です。
② リライトする記事の優先度
リライトが必要な記事は、一定の評価がされている記事を優先することをおすすめします。検索順位が10位から20位くらいの記事で少し頑張って順位を上げていくことで、10位以内に上がって行けそうな記事を対象としてください。10位以内に入ると検索結果の1ページ目で表示されることになり、表示回数も増えることから必然的にクリック数も増えてきます。
ただし、新しい記事の執筆にも時間が必要となることから、全ての記事を頻繁にリライトすることは難しいため、私は以下のとおり優先順位を決めてリライトすることにしています。
6 サチコを使った記事のリライト方法
記事のリライト方法は、①狙うキーワードの追加、②クリックしたくなる記事タイトル・メタディスクリプション、③記事内容の更新・品質向上、④リンクの追加・削除などがあります。以下にそれぞれのやり方についてご説明します。
① 狙うキーワードの追加
SEO対策においてキーワードを狙った記事を書くことは必須です。読者はキーワードを入力して検索エンジンから悩みの解決方法を探します。つまり狙ったターゲットに記事を届ける場合、そのターゲットが検索しそうなキーワードで検索エンジンに表示できないと記事を届けることができません。逆にたくさんのキーワード検索結果に記事が表示されると、たくさんの悩みを抱えた読者に記事を届けることができます。
これを踏まえて、サチコの「検索パフォーマンス」から「クエリ」を選択し、記事設計の段階で想定していないキーワードから記事への流入がある場合、そのワードで検索されている記事のタイトルや見出しなどに積極的にそのキーワードの要素を取り入れることで、当初想定していなかったキーワードの検索順位の上昇を狙うことができ、新たな流入経路を確保することができます。
② クリックしたくなる記事タイトル・メタディスクリプション
タイトルとメタディスクリプションは読者が記事に対して最初に触れる情報です。ここで読者に「読みたい」と思ってもらえなければ記事をクリックしてもらえません。読みたいと思ってもらえる魅力的なタイトル・内容や続きが気になるような記事説明がメタディスクリプションでできるとクリック率が上がります。
サチコで、平均検索順位は高いがクリック率が低いキーワードを見つけましょう。これは記事タイトルやメタディスクリプションを見た多くの読者が、記事に魅力を感じずにクリックをしていないと捉えることができますので、この記事のタイトルをメタディスクリプションをリライトして魅力的なコピーにすることで、クリック率を向上させることができます。
③ 記事内容の更新・品質向上
古くなった記事の中で、更新された情報などはリライトで更新することで記事の信頼性を保つことができます。また、記事に関する追加情報や新しい経験などから得た一次情報などがあれば追加することで魅力的な記事を作ることができます。
加えて、サチコの「検索パフォーマンス」「クエリ」で当初記事設計で想定していなかったキーワードからの検索流入がある場合は、そのキーワードに関することを記事として追記することで、新しい読者の悩みを解決する記事を作ることができます。また、「リンク」から外部リンクが増えている場合には、リンク元を確認し、リンク元に沿った記事内容について追記するといったことも読者満足度につながるのではないでしょうか。
④ リンクの追加・削除
必要に応じて内部リンクの設置場所・設置リンクを見直して見ることは大切です。新しい記事が増えたことで新たに関連性のある記事が増えている場合には、内部リンクを追加することでより読者の悩みを解決することができるブログになっていくことでしょう。逆に過去の低品質な記事の内部リンクが張られている場合には、読者の満足度を下げる可能性があありますので、リンクを削除することも大切です。リンクを見直すことで、よりサイト全体の結びつきを強化、読者にストレスなくブログ内を回遊してもらうことができます。
サチコの「リンク」より、内部リンク・外部リンクのリンク元やリンク総数を把握することができますので、リンク元の悩みを解決できるようなリンク先を記事内に設置することで、読者満足度につながるのではないでしょうか。
7 まとめ
リライトする記事の選び方、リライト方法について、知識があって、取り組む時間の確保が大変ですよね。初心者ブロガーにとっては特に新しい記事を優先して書きたいと思ってしまいます。サチコを使って効率的にリライトする記事を選んで、上手くリライトする時間を削りながらSEO対策として有効なリライトをすることができれば、あなたのブログはもっとPVがあがっていくかもしれません。何事も時間がかければかけるほど良いものが出来上がるということは間違いありません。ブログにおいてもそれは同じだと思います。公開してからでも、適宜リライトすることができるのはブログのメリットだと思います。そこは有効活用するべきです。Google Search Consoleはブロガーにとって強力な武器です。検索パフォーマンスデータを分析し、クリック率や検索順位の情報を理解することで、コンテンツのSEOでの評価を知ることが出来ます。そういった情報は今後の戦略を考える上で貴重な情報になります。
また、リライト戦略においては、クリック率や平均検索順位などの指標から、効率的なリライト記事の選定、リライト方法を考えることができます。Google Search Consoleを駆使して、ブログ記事を最適化し、読者と検索エンジンの双方に魅力的なコンテンツを提供することが可能となるのではないでしょうか。
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